「冬を乗り切る!脳卒中リハビリ中の方のためのホットなケア習慣」


こんにちは!「脳卒中専門自費リハビリ つなぐラボ」代表の安藤文浩です!
寒さが厳しくなるこの季節、体が思うように動かなかったり、気持ちが沈んだり…そんなこと、ありませんか?冬こそ、体を温めてリハビリ効果をグッと引き出すチャンスです!今回は、冷えに負けず、心も体もポカポカにする冬のケア方法をお伝えします!

ポイント1: 朝イチの「ぐーっとストレッチ」で温活スタート!

寒い朝、体が硬くなりがち…そんなときこそ、体を「ぐーっと」伸ばしてみましょう!硬くなりやすい筋肉や関節をゆるめることで、リハビリの効果もアップ。つなぐラボのプログラムでも、ご自宅で簡単にできるストレッチを紹介していますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

ポイント2: 体を「じんわり温める」温熱療法

体を温めることで血流が促進され、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。特に冷えが気になる方は、温熱療法を取り入れると、体も心もほっとリラックスできます。湯たんぽや温かいタオルを活用するのもおすすめです。

ポイント3: 「ちょこちょこ水分」で体の循環をサポート

冬は水分補給を忘れがちですが、こまめな水分補給が大事!「ちょこちょこ」とお水を飲むだけで、体が潤って代謝が良くなります。リハビリ前後の一杯で、体の準備も整えましょう!

ポイント4: 日光を浴びて「ポカポカ」エネルギーチャージ

寒いと家にこもりがちですが、日光に当たると気分が明るくなります。ちょっと外に出て日光を浴びるだけでも、気持ちがリフレッシュ。明るい気持ちでリハビリに取り組むと、いつもより体も軽く感じるかもしれません!

【補足:温熱療法の注意点】
温熱療法には以下のような禁忌があるため、実施する前に確認が必要です。

  • 感覚が鈍い部位(温度変化に気づきにくいため、やけどのリスクがある)
  • 出血傾向がある方(温めることで血流が増加し、出血リスクが高まるため)
  • 心臓に疾患がある方(温めると血流が増え、心臓に負担がかかる場合があるため)
  • 感染症や炎症がある部位(温めると悪化する可能性があるため)

安全なリハビリのため、温熱療法を検討する際は医師やリハビリ専門家にご相談ください。

エビデンスとなる論文リスト

  1. ストレッチの効果
    ストレッチが筋肉の柔軟性と関節の可動域を向上させる効果について、以下の著名なジャーナルで検証されています。
    • Behm, D. G., & Chaouachi, A. (2011). A review of the acute effects of static and dynamic stretching on performance. European Journal of Applied Physiology, 111(11), 2633-2651.
    • Kay, A. D., & Blazevich, A. J. (2012). Effect of acute static stretch on maximal muscle performance: A systematic review. Medicine & Science in Sports & Exercise, 44(1), 154-164.
  2. 温熱療法の血流促進効果
    温熱療法が血流を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果についての研究です。
    • Lehmann, J. F., Warren, C. G., & Scham, S. M. (1974). Therapeutic heat and cold. Clinical Orthopaedics and Related Research, 99, 207-245.
  3. 水分補給と血流の関係
    水分補給が体内の血流や代謝に及ぼす影響については、以下の論文で確認されています。
    • Shirreffs, S. M., & Maughan, R. J. (2000). Rehydration and recovery of fluid balance after exercise. Exercise and Sport Sciences Reviews, 28(1), 27-32.
    • Sawka, M. N., & Montain, S. J. (2000). Fluid and electrolyte supplementation for exercise heat stress. American Journal of Clinical Nutrition, 72(2), 564S-572S.
  4. 日光浴とビタミンD生成
    日光がビタミンD生成と精神的な健康に及ぼす影響についての研究です。
    • Holick, M. F. (2007). Vitamin D deficiency. New England Journal of Medicine, 357(3), 266–281.
    • Wacker, M., & Holick, M. F. (2013). Sunlight and Vitamin D: A global perspective for health. Dermato-Endocrinology, 5(1), 51-108.
  5. 温熱療法の禁忌に関する研究
    温熱療法の適応と禁忌についての詳細は、以下の著名なジャーナルに記されています。
    • Lehmann, J. F., & de Lateur, B. J. (1990). Therapeutic heat and cold. Archives of Physical Medicine and Rehabilitation, 71(1), 46–53.
    • Draper, D. O., & Miner, L. (2003). Therapeutic heat and cold for athletic injuries. Clinical Sports Medicine, 22(2), 347-364.

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